皆さん、世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshi)です。
昨年の12月中旬からオーストラリア国内をロードトリップしていたんですが、数日前に地元(?)のLennox Headに戻ってきました。
凡そ1年ぶりの長期の旅。丁度10週間、20,000KMを車で走ってきました。
いやーあっという間だった。そしてオーストラリアならではの体験や経験が出来た。
久しぶりの旅が楽しかった!や気持ちよかった!と言う感想よりも、中々広く動きづらい今の情勢の中で、時間や場所に捉われることの少ない旅ができて、嬉しかった!ってのが率直な感想。
今後少しずつ、僕の今回の旅の様子を話していこうと思うんですが、今回は目次というか旅のしおりということで、ざっくりどんなルートでどの程度の予算で、周ったかについて話そうと思う。
現在のオーストラリアはワーホリや学ビが無料化されたり、国境が完全にオープンしたこともあり、これからオーストラリアに入国される方も増えると思うので、その際の旅や拠点の参考にしてもらえたらと思う。
Contents
旅のコンセプト
オーストラリア国内どこでも住んでいたら、何となくのオーストラリアの雰囲気は伝わる。
ただ、僕はもう一歩掘り下げたオーストラリア人のリアルに触れ合いたくて、色んな地域性や生活環を見て回りたくて、オーストラリアを1周することにした。
元々は昨年の時点で回りたかったのですが、’色んな事情’で2021年末からスタートしました。
旅のルート
今回の総走行距離は20,000KMと少し。単純に地球をぐるっと周るとするなら、丁度半周程度の距離感。
北海道から沖縄の距離が3,300KM程度と考えると、何となくの距離感が伝わるのかも。笑
何せオーストラリア大陸は大きいですから。笑
僕が住んでいたLennox Head(NSW)からQLD→NT→SA→VIC→ACT→NSW(Lennox Head)に戻る形で一周をしました。
とは言っても、大陸全体を一周したわけではなくて、Tasは昨年訪れているので今回はスルー。WAは州境が開いてくれないので、ほとんどの可能な限りのオーストラリアを見てきたという感じです。
NTで折り返す1周をすると大体20,000KMって感じですね。
そんな今回の旅ですが、まずは旅のしおりと言うことで、隔週ごとのどんぶり感想を紹介しようと思います。
QLD州
オーストラリア大陸の東北エリア。恐らく一番ワーホリメイカーが暮らしている州ではないかと思います。
今回の旅期間で一番日本人を含めたアジア人を見掛けたのもQLD。
地元の人に最も僕の英語を聞き取ってもらえたのも、聞き取りやすい英語を話すのもQLDでした。
北部に行けばアボリジニの方も見掛け、南部は外国人の多い、観光地って感じ。
僕のオーストラリア生活の1年目はここQLDで過ごしていました。1年目にざっくりと州内をロードトリップもしたんですけど、今振り返るともうあれから一年半か。。。なんて思ったりもします。
気候の安定さ、外国人に慣れている英語、気候からの仕事の安定さを考えると海外生活初心者や夏が好き!って人に人気があるのもよく頷けます。
滞在期間:17日間
NT州
今回の旅のメインであるウルルがある州。あの(?)セカチューが題材にしていたウルルです。
昔すぎてストーリーが思い出せなかったので、中々ない電波を探して、アマゾンプライム会員になってまでセカチューを砂漠の中で見返しました。笑
そうなんです、州内のほとんどが砂漠なんです。
メインの道が一本だけあるって感じで、ワイルドスピードも130KM。僕の場合は30分から1時間に1台車がすれ違うかどうかってレベル。百キロに一度人工物が見つかるってレベル。
ストレートにダーウィンからアデレードへ向かうなら、2000KM以上直進です!ってナビは言いやがります(笑)
最も日本とは異なる景観と生活感。住んでいる人もアボリジニの方が非常に多く、内陸部ということもあり、物価はぶっ壊れています。笑
そしてNTの人の英語が全く聞き取れない。笑
電波の何もない中でキャンプをする毎日。野生のワニ注意の中で寝たり、起きたらテントの外に野生のバッファローがいたり。そんな中でパンクをしてしまい、アボリジニの方に助けてもらったり。
エアビーで8日間はダーウィン付近に滞在しました。
今回の旅のメインだっただけあって、強く印象に残っている州でした。
生活の不便さや大陸のほとんどが砂漠なのに、上手く印象付けられている‘オーストラリアの海’の影響もあってか、日本人はおろか、外国人を見かける事が一番少なかった州でもありました。
最も日本とは異なる世界を体験できます。個人的には一番好きな州です。
滞在期間:24日間
SA州
今回の旅で最も大きなトラブルがあった州。
僕、初めてキャンプ難民を経験したんですよね。笑
今でこそ笑えますが、当時は‘食べ物はおろか’不安しかなかったです。
SA州に入り、砂漠を抜け海沿いに出ました。その時の第一声は海沿いの湿度やばいな。暑すぎる。。
まあ、一人なんで独り言なんですけどね。笑
NT州は日中は40度を平気で超えてきます。それでも湿度がほとんどないので、日陰に逃げたらむしろ涼しいくらいなんですよ。
とは言っても日本ほどではないとは思いますが、SA州に入った途端に湿度の暑さを感じました。
それとオーストラリアって国内線がとにかく安いんですよね。そう考えると大体真ん中にあるアデレードなんかは、拠点にするのに丁度良さそう。
滞在期間:8日間
VIC州
続いてビクトリア。女王の影響ぷんぷんですよね。
基本的に都会を好まない僕ですが、今まで見てきたオーストラリアの都会の中でもし、住む場所を決めるなら、メルボルンにすると思います。
個人的に街中の乱雑なアートの雰囲気はあまり好みではありませんでしたが、コンパクトで住みやすそうではあります。それに他の都会よりも小さな個人店がたくさんあり、飽きずに暮らせそう。
世界で最も住みやすい都市の一つ。と言われる所以が僕でも伝わりました。
ただ、運転は超が付く程しずらいです。今までブリスベンが最悪だと思っていましたが、メルボルンが最悪です!断言します!笑
あの辺りはもう自分の運転では走りたくない。でもね、グレートオーシャンロードは最高なんです!
どこをいつ走っていても気持ちが良い!
僕はグレートオーシャンロード内を丸2日いました。朝5時半に起きて、朝日を見るところから、サンセットまでを丸2日。いつでも運転し続けられる!笑
運転したくなくて、運転したい州。
中でも最も野生動物に遭遇したのはVIC州です。
滞在期間:11日間
ACT特別区域
言わずと知れたACT。オーストラリアン キャピタル テリトリー。
特別区域。つまり首都ですよね。
アメリカを始め、移民でできた、州ファーストの国や連邦から独立した国に、首都が一つの州に属さない為にある印象ですが、オーストラリアは変な場所にあるんですよ。NSW州の中の一部がACT州みたいな。
調べてみると、首都争いをしたメルボルンとシドニーの中間に創った為、こんな変な場所にあるとか。
海沿いではなく、少し内陸部なので、首都にも関わらず結構自然が強いんですよ。
ACTの中心部は確かに高層ビルやスーツを着た人をよく見掛けますが、州内のほとんどは自然。
そんなACTの国立公園は人も少なく、絶景だったりもします。
ワーホリや留学で住むには個人的にはあまり勧めませんが、一度は訪れてみてください。
滞在期間:2日
NSW州
NSW州は僕がオーストラリア生活の2年目を丸々過ごした州。
釣りやキャンプ、サーフィンなど、とにかく趣味をたくさんしていたので、大掛かりな州内旅行はしていませんでした。
と言いますか、今回の旅は前々から計画していて、結論、州のボーダーや数ヶ月のロックダウンなど、〇〇〇の影響で延期に延期して、年末になったってのが事実です。笑
他にも多くのエリアに美しいビーチはありますが、個人的にはQLD州よりもNSW州のビーチの方が好きです。
人の雰囲気やビーチの雰囲気のフィーリングですが。
それに大きい街がQLD州よりも少ないので、都会には近いけれど、住んでる場所は静かなローカルが好き!って人にはもってこいかと。
それこそ僕が住んでいた、CabaritaやLennoxだなんて最高です!笑
滞在期間:10日間
オーストラリア大陸を旅する(予算)
これが僕の州毎のどんぶり感想です。
これから少しづつ掘り下げながら共有していこうと思いますが、何となくの雰囲気は伝わりましたかね?
日本もそうですが、場所によって州によって全く雰囲気も生活感も異なります。
現地の人たちも好みに合わせて、生活エリアの選んでいるのか、出身地と生活地が異なるなんて方も多くいらっしゃいますよね。
“オーストラリアが好き!と一言で言ってしまえば、感想としては完結するのですが、どこ?とか、どんな生活?といった様なパーソライズされたお話が出来るとまた海外で出会った人との関わり方が変わる”
のではないかな?と僕は信じています。
特にNT州では、旅行でウルルには多くの日本人が来るけれど、住んでいる人は少ないと言っていました。
僕自身も8日間だけ現地の人たちと過ごしただけなので、体験版って感じではありますが、やっぱり話をしたり、共有することで少しは喜んでくれたんじゃないかなと思います。
現に今でもしょっ中連絡を取っています。
特にこれからオーストラリアへ行く人のエリア毎の参考に!とも思い作ったので、これからの記事もお待ち頂けたらと思います。
今回は丁度10週間の旅となりました。総走行距離は20,000KM。
最後に僕が使用したお金に関して
計約6,000ドル。
内訳
(ガソリン)約3,150ドル
(食費)約1,070ドル
(宿泊費)約300ドル
(観光費)約300ドル
(ビール代 笑)約350ドル
(罰金)約200ドル
(車の保善)600ドル
(その他)約30ドル
ざっくりこんな感じ。この辺りも参考の一つにしてもらえたらと思います。
次回からは僕のブログ内で、余韻に浸りながらも僕の旅、2週目をしようと思いますので、お楽しみに!
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→(@tsuyoshi)