皆さん、世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshi)です。
南半球の桜、ジャカランダを見に、オーストラリアで一番のジャカランダの街グラフトンへ花見に行ってきました。
まだ今週中なら満開を見られると思いますから、僕が回った場所も紹介しつつ、楽しみ方と歴史や背景をご紹介しようと思います。
海外生活を送るようになって4年、30代になった今ではすすんでお花見に行くようになったなあと感慨深さもある。笑 正直に、想像よりも立派で、美しくて、楽しかったので、オーストラリアに滞在しているのなら一度は見に訪れてみてもいいかもしれませんよ。
早速、ジャカランダに関しての簡易的な解説からしていきます。
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Contents
Jacarandaという花木
南半球の桜とも呼ばれているのは我々が日本人だからなのかもしれないが、和名では紫雲木(シウンボク)と言います。火炎木(カエンボク)、鳳凰木(ホウオウボク)と並んで、世界三大花木となっています。
原産はブラジル。同じ南半球ですね。亜熱帯でよく育ち、20M以上の高さにまで育つ部分は日本の桜との違いです。
ブリスベンでもよく見られるそうですが、歴史としてはブラジルからブリスベンへ入ったそうです。その時にオーストラリアでもよく育つことがわかり、全国へ流れたそうです。
亜熱帯で育ちやすいという性質上、日本では育ちにくい。実際には、東京、熱海、宮崎で見ることはできるそうですが、ここまで立派な花見をする!は難しそう。そう考えると南半球ならではなのかもしれない。
それともう一点嬉しい日本の桜との違いがある。それは10日程で花が散ってしまう日本の桜と異なり、3週間程、満開を見せてくれること。例年10月末頃〜11月中は割と綺麗な満開が見られる。
恐らく本当の本当の満開は10月末頃だとだと思う。そこから少しづつ散り始める様子が見られ、11月末頃は花も咲いているけれど、地面には散った花びらで紫のカーペット!みたいな状態になる。
お近くに住んでいるのなら、10月末と11月末頃とでは異なる景観を楽しめるのかもしれない。
毎年ジャカランダ祭りを数日間に渡り開催している。ミスジャカランダ(?)なんかの催しもあるみたい。詳しくは公式からチェケラしてみてください
Graftonという街
人口2万人以下の小さな町。グラフトンといえばジャカランダ!と言うほどに街を上げての観光活動をしており、1935年から始まったフェスティバルはもうもう13年で100周年となります。
7月にはグラフトンカップ競馬が行われて、オーストラリアで最大かつ最も裕福な非大都市のカーニバルとも呼ばれているそうです。
因みに協賛は我らがTOYOTAでした(笑)
オーストラリア大陸東海岸を移動している際に立ち寄れる地理感となっていますから、ロードトリップの際には立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。
Jacarandaをお花見
撮影場所と撮影に関する勧めはこの後紹介します。
周りの人に聞くと、パープルに咲くジャカランダを見る際に何か紫のものを身につけていくのが粋だと聞いたので、僕の持っているもので唯一の紫の帽子をかぶって行きました!
ビリーボーンズクラブ。メルボルン発のブランドです!
それでは早速、お花見写真から紹介していきます。
お花見をされているファミリーも結構見かけました。こちらではお花見というよりもジャカランダシーズンにピクニックする!って感じですかね?笑
また、そういう色の花があるのか、紅葉のような色付きの花木も一緒に見られました。
駐車場に関して。多くの人で賑わっているとはいえ、割とフリーパーキングで停められます。
歩いて、見て回るのも楽しいですが、ジャカランダに囲まれた素敵な道路を車でゆっくり走るのもアリ!
全体で見ても綺麗ですが、一つ一つの花を見ても美しいです。
僕はあまり花に対しての知見はないですが、チューリップのような感じ?色も淡いので、雲の加減や太陽光の反射で、場所によって色んな紫の色濃度が楽しめる印象でした。
あ、そうそう。本日(11月8日)は皆既月食ですよね。昼にも月が出ていたので、一緒にと思って撮ってみましたが、説明しないと月が気づかないサイズになりました。(笑)
街の中心部はこんなバイブス。ジャカランダフェスティバルの幟も上がっていました。
住むのには困らないようなショップが立ち並んでいますが、カフェやレストランが盛り上がっているといった印象はありません。少しだけ内陸部に走った場所にありますから、やはりビーチサイドとはで異なります。
昔は重宝した橋です。
シドニー⇄ブリスベンをリンクする大切な橋。今でこそ廃れてきていますが、昔は貴重な橋でした。今でも列車が走っていますが、僕の滞在中は走ってくれませんでした。笑
そんな歴史を感じられるのは橋の下部というか裏側?煉瓦での手作りなんですよ〜。密かに感動していました。笑
因みに、列車横が歩道になっており、歩いてみて回ることもできます。2Fは車の道路となっていますよ。
この橋周りには多くのグラフィティがあります。ほとんど一本一本の柱に表現されていて、
街を表すジャカランダもあれば、
モブディープ、プロディジーまで!
グラフィティ写真が暗くて申し訳ない(笑)
Jacaranda撮影の勧め
先ず、グラフトンへ撮影に行く際は絶対に午前中を勧めます。絶対に。
理由は昼には太陽が真上に来るから。強い太陽光が入ると本当に撮りづらい。写真を撮ることを考えると午前中か夕方がいいと思います。
あまりいい話を聞かなかったので、僕は今回参加しませんでしたが、夜にはライトアップもしています。
先ほども伝えた通り、あまり飲食店は盛り上がっていませんから、
どこかでブレッキーしてから午前にグラフトンへ入る
若しくは、
どこかで遅めのランチをしてから夕方にグラフトンへ入りライトアップまで楽しむ
みたいな過ごし方がいいのかなと感じました。
僕が街をぐるっと回った結果、特にこのハートのピンの位置は素敵なジャカランダが見られました。この辺りは抑えつつ、他の気になる場所は車でぐるっと回ってみる。みたいな周り方もいいのかもしれませんね。
特にグラフトン表記のあるピンと、SEE PARKはよかったですよ!