皆さん、世界のどこかでおはようございます!ツヨシ(@tsuyoshi)です。
20歳くらいから毎年キャンプに行っていた僕ですが、オーストラリアに来てからは冬にもキャンプに行く様になった。それは少なからず日本にいた頃の僕には身近ではなかった国立公園の影響が大きいと思う。
カナダにいた頃は車がなかったので、バスや電車で国立公園に訪れていましたが、車があるオーストラリアではもう国立公園にどのくらい行っただろうか、50箇所くらい?わからないけれど、時間を作ってはしょっ中国立公園に訪れる。せっかく訪れるならと、定期的にまとまった休みも作って数日間その国立公園を楽しむ。そんな生活をココ3年半は過ごしている。
人工物が減るほどに、電波が減るほどに、感動する自然は、何もないではなく、何したって良い。そんな時間を有意義に感じつつ、毎度新しく訪れたキャンプ場にこんな綺麗な景色は見た事がないと息を呑むのもどこか怪物が『オレ、ココ、スキ』って言っているみたいで面白い。笑
最近では僕の職場では新しいシステム導入やスクールホリデーに加え、皆が順番交代に体調不良を繰り返していて中々休みが取れなかったが、久しぶりに3連休を取れたので、冬キャンプに行ってきた。
正直WAを除く色んな場所でロードトリップ、キャンプをしてきた僕だが中でも星が綺麗だったと思えるキャンプ場だったので是非ともその話をしたい。
QLD南部、NSW北部の方には比較的アクセスしやすいと思う。
僕の場合は国立公園だが、外国人の僕らにとってオーストラリアの自然の触れ合うことはオーストラリアの生活を満喫することに直結していると考えている。必ずしもそれが国立公園では無くとも、オーストラリア生活で車は必要ないと言う人とは僕は極力会話を避けている。例え都会であってもね。これは僕の持論。それでは早速内容へ!
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R&R Farm Stayキャンプ場
僕がここを見付けたのはWiki Camp APP。いつも国立公園を見付ける→周辺のルックアウトとトレッキングコースを見付ける→Wiki Campでキャンプ場を見付ける。って流れで場所を決めている。
どのあたり?と聞かれたら非常に説明のしずらい場所にあるわけだが、カジノから西に1時間ほど車を走らせた辺りにある。ちなみにこの周辺はカフェやスーパーもほとんどないので、食料やお酒はカジノを最後と考えておいた方がいい。キャンプ場としては1区間15ドル。バン2台ならこの15ドルで収まるくらい。本業は牧場のため、キャンプビジネスをしているわけではないので優しい。グッドなホットシャワー付きで子供は無料。ただ、キッチンは少し寂しい。話を聞いてみるとダーウィンで牧場をしていた家族が全ての動物と設備を持って越してきたそう。
牧場の余ったスペースをキャンプ場として貸しているそうだが、なにせ200エーカーもあるので(東京ドームは11.5エーカー)相当広い。それにそこまで人気の旅行エリアでは無いので、本当に静かで、人工物も少なく、美しい土地だった。つまりわかる人には分かるが、道の改修は後回しにされている笑。夜には真っ暗になる。空気が澄んでいるとはこの事では?と思えるほどに、星空が美しかった。
彦星(アルタイル)と織姫(ベガ)もこれなら無事に再会を果たせただろうに。通常は購入すると思うが、ここでは『寒いから火でも焚べて暖まってね』と一輪車2台パンパンの薪をくれた。
グラスワインを飲みながら。目の前に暖炉があってもしっかりと見える天の川。地平線ギリギリまで僕の知っている数字の単位では数えられないほどの星が見られる。因みにiPhoneは分からないが、Androidのマニュアル設定でもそれなりに星は撮れるよ。
少なからず2023年7月現在では最も癒された1日だった。
朝は日の出も前に起きる。夏はわからないが、冬は毎朝9時過ぎまで霧が晴れない。
このルックアウトは牛を放し飼いしている場所にある丘の上。結構近くまで大きな牛が来ると結構迫力を感じる。笑
他にもニワトリやヤギ、アルパカなど色んな動物が放牧されている。どの道毎朝餌やりしているからと動物の話を聞かせてくれながら、動物達への餌やりも体験させてくれる。アルパカに関しては初めて触った。食後は唾を吐きかけられるから気をつけろ‼︎だなんて知識としては知っていたが初めて言われたセリフだったりもする。笑
このキャンプ場に2晩滞在したわけだが、この期間ずっと一緒に過ごしていたら少しだけ懐いてくれたヤギもいた。前足がブラックアンドホワイトで可愛い。ずっとついてくるし、ケージに入ると僕が撫でやすい位置まで来る。動物の愛嬌ってのはこう言う事だな。
と言うのも、この付近にもいつくか国立公園があり、その辺りを回ろうと考えていたのだが、全て閉まっていた。具体的にはMallanganeeNPとYabbraNP。キャンプ場の人と話し、Bean Creek Fallsにだけは行けた。いつかはわからないが、以前の大雨の影響らしい。今は冬で乾季でもあるが、それでも未だいつかの雨の影響を受けている。なのでこのキャンプ場でゆっくりお酒を飲みながら、動物達と触れ合いながら過ごした。5年前、日本でキャンプをしていた頃の自分に話すと、海外っぽいなあと思うかな?それとも俺も行ってみたい!って言うかなあ?
元々を話せばココで1泊、別の場所でもう1泊をしようと考えていたが、あまりにも居心地が良く延長した。ロードトリップだなんてそんなもの。
特にオーストラリアはワーホリ協定国の中でも外遊びがしやすい国だと思う。それは広い国土と自然が豊かな事もそうだが、滞在できる期間も、仕事スタンスもある。
外遊びが好きな人は言わずもがな、オーストラリアに来た人には是非オーストラリアの満天の星空と自然を体験してみてほしい。先ほども伝えたが、WAの除く多くの場所でキャンプをしたので、もしおすすめとかあれば、あなたの場所やプランを含めて遠慮なく聞いてほしい、分かる範囲で伝えられますよ!