皆さんこんにちは! ツヨシ(@tsuyoshi)です!
アメリカ縦横断ロードトリップ!行きたいところへ行く旅!!
今日はアメリカ20都市目、San Francisco!
ロサンゼルスからサンフランシスコまでおよそ400マイル。車で約6時間半。
今回もなかなかの距離の移動でした!笑
サンフランシスコに到着し、初日はずっと訪れたかったアルカトラズ島!
本当に興味があり、ずっと訪れたかったアルカトラズですので、少しボリューミーな記事になりましたがゆっくり読んでください!今回はこちらをシェアします!
アルカトラズという島
ザ・ロックやこち亀、劇場版ルパン三世などでも登場するアルカトラズ島。
こちらの島はサンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4Kmのところに浮かぶ面積0.076㎢の小島です。
その昔は灯台や軍事要塞であったり、軍事監獄そして1963年までは連邦刑務所として使用されていました。
通称、ザ・ロックや監獄島とも呼ばれていました。
1972年及び1986年にランドマークの指定を受け、現在ではアメリカ合衆国国立公園局が運営するゴールデンゲート国立レクリエーション地区の歴史地区となっており、一般観光客に公開されています。
この島の歴史は、近隣に移住していたインディアンが魚や海鳥の卵を食料としており、獲得するためにカヌーで上陸していましたが、この島は呪われていると信じており、誰も定住はしなかったそうです。
スペイン人の海軍士官によって測量され、海鳥が多いことからスペイン語でペリカンの島と名付けられ、その後英語風にAlcatrazとなったそうです。
そんなアルカトラズは南北戦争が終わるまでの間、軍事の為の島として弾薬庫や大砲を管理していました。
その頃から島は監獄としての役割も果たすようになりました。
地下の留置場に島ないや周囲の砦から送られてきた脱走兵、窃盗犯、酔っ払いなどが収容されました。
1861年、アルカトラズ島は太平洋省の軍事刑務所として正式に指定されました。
1863年、1900年にはアッパー、ロウワーと呼ばれる刑務所が新たに建設されました。
1906年のサンフランシスコ地震により、市内の刑務所が火災したことをきっかけにアルカトラズ島は本格的な刑務所へと転換することとなり、3階建の大型監房棟を初め、合計600の監房、厨房、食堂、病院、運動場、管理事務所、発電所などを備え、大刑務所となりました。
しかし1930年代初頭の大恐慌もあって島内への水と食料の供給にコストがかかった為、軍は1933年にアルカトラズ島の刑務所を閉鎖することとなった。
その後1834年、連邦司法省刑務所局に移管され、アルカトラズ連邦刑務所として開設されました。
当時組織犯罪が激化していることもあり、社会の敵である凶悪犯を収容する施設という役割を担いました。
更には脱走対策を万全にするために、格子の強化から逃げ隠れできる可能性のあるトンネル等は全てセメントで埋め、監房を取り巻くように、武装した看守のガンギャラリーが受刑者を見下ろせる高所に設けられました。
ガンギャラリーは当然鉄柵で防御されていて、独房の鍵はこれ見よがしにガンギャラリーの外側に見えるように吊るされていました。
食堂の天井には催涙ガスの噴出装置が取り付けられ、様々な箇所から遠隔操作で噴出できるようになっていました。全てで600近くある監房はどの部屋も外壁とは接していませんでした。
アルカトラズに服役した受刑者の中には有名者も多く、アルカポネやロバートフランクリン、ジョージマシンガンケリーなどがいた。
中での生活においては、 最小限の特典、最大限の警備 と掲げられていて、食料、衣服、居住、医療は権利として与えられていたが、面会、仕事、図書室、レクリエーションなどは全て努力により獲得する特典でした。
過去に14階の脱走事件が起き、それに関与した受刑者は36人でしたが、そのほとんどが確保、射殺、溺死していますが、1962年に1度だけ脱出した事件が起きました。
スプーンで地道に壁を削り、作り物の人間をベットに寝かせ、通気口から手製のイカダで脱出したとされています。
この1度の事件を機にアルカトラズがもはや刑務所としての体を成していないということと改修に掛かるコストや物資の輸送のコストの問題から閉鎖されました。
その後1969年、アルカトラズ島にインディアンたちが島を占拠して、インディアンの大学、文化センター、博物館の建設を求めてアメリカ政府に対する抗議活動を行いました。
インディアン達は元々はインディアンの土地であったことを主張し、その土地を取り上げ、更には文化を絶やそうとする連邦政府の制作に対しての抗議活動でした。
しかしその講義も敵わず、力づくで立ち退きさせました。が、その行動はアメリカ内でのインディアンの権利を尊重した政策へ転換させるきっかけとなりました。
アルカトラズ島を観光して
ようやく観光です!
すみません、
個人的にアルカトラズが好きすぎて、伝えたすぎて長々と歴史を記してしまいました笑
それでは早速観光です!
到着するや否やすぐ様チケット購入へ!夏のいい時期ではすぐにチケットが売り切れてしまうそうなので、オンラインで前もって予約するか早めの段取りをお勧めしますよ!
※上記の公式HPよりお買い求めいただけます!
そして船の出航の時間までの時間潰し〜
外には島内の 1/? の模型があります!
おお〜島はこうなってんのか〜
因みにこちらから見た島はこんな感じです!
およそ2.5Km。しかしこの島の周りの海流ととても強く、最近の調査でも、プロの水泳家でも泳ぎきれなかったそうです。
脱走犯、恐るべしですね!
カフェもありました!アルカトラズカフェ(笑)
お土産屋さん
このテイストはなんとなく平仮名で ぷりずん って感じがしますね笑
そして時間に!
船の横には要塞時代の当時の大砲もありました。
間も無く到着!
到着すると早速、インディアン達が講義していた場所がありました!
当時のインディアンが書いた、立っていた場所です!やばいです!
館内へ!
館内では各国の言語でのイヤホンアナウンスにより、移動しながら説明してくれます。
アナウンスが終わると丁度館内1周、1時間半程度となります。
更にはこのアナウンスは日本人の方がやられているのでとても聴きやすいです。
※バルセロナは片言の日本語でしたので聞き辛かったです笑
スタートは受刑者と同じ入り口から。
こちらにて囚人服とタオルを受け取ります。
館内はこのような様子。
初めて刑務所に入りました!鉄も多いため、全体的に非常に寒い感じがしました。
ここでは1人1監房があります。
当時のまま。
基本的にはベッドとトイレと洗面器と机のみ。
特典により、タバコと毛糸が用意されていた部屋です。
特典により、絵を許された者はこのように少し華やかな部屋となっていました。
日本の刑務所にも入ったことがないので比較できませんが、アメリカの刑務所はかなり自由度が高いと聞くので、ここアルカトラズでは本当に自由を制御されていたのだろうと思います。
赤い服の少年が入っている部屋ですが、中に数十室ある、暗所の部屋です。
言葉が難しいですが、所謂、中で更に悪いことをした人を数日から数週間単位で収容するお仕置き部屋です。
中では一切の光と音が入ってこず、中では食べ残した食べ物を投げて、探して拾ったりして過ごしていたようです。
この部屋の存在もそうですが、わかっていて言う事を聞かない受刑者も恐ろしすぎます!!
特典により月に2時間使用できる面会場です。
ここは看守室。
外へ出るとまた違った景色が見られます。
想像より綺麗で、ゴールデンゲートブリッジからダウンタウンをも一望できます。
しかしあくまでもこの景色は艦首の話、
受刑者は精精この景色が限界です。
それでもやはり外部へ出ることが一番人気で常に外へ出たい人で溢れていたそうです。
勿論特典制です!
僕も監獄体験をしてみました。
トイレなんて恥ずかしいなんてもんじゃないですよね!!
ここからは事件のお話です!
世界的犯罪者として有名なアルカポネです。
下から見たガンギャラリーとそこに吊るされた監房の鍵の様子です。
わざわざ吊るして見えるようにしていた鍵、皮肉ですよね。
過去に脱獄した犯人はこのように格子をこじ開けました。
ガンギャラリーから鍵を取り、看守から銃を奪い、自分の部屋に看守を閉じ込め射殺したそうです。
弾痕をモルタルで埋めて補修するんですね笑
脱獄に成功したのはこの人達。
それぞれが、紙や様ざなものを工夫して顔を作りました。
その実物がこれです。
髪の毛も勿論自作です。
更には部屋後ろの通気口も自作しています。
そして夜中脱獄を図りました。
その後内部のパイプスペースを移動し、
一度、屋上に出た後に、自家製の手漕ぎボートにより脱獄成功したそうです。
その後一切の死体も上がっておらず、このまま未解決の事件となりました。
アルカトラズ島を観光して
アルカトラズ島を観光して訪れて本当に良かったです。
何が良かったか?一概には言えませんが、
日本には無い重犯罪者だけが収容された刑務所島と言う存在。
その島で不可能と言われていた脱獄者が出たこと。
更にその島のシステム的管理。
そもそも初めて入った刑務所。
新鮮がたくさんありましたし、恐怖や制圧など様々な歴史があったことが伝わります。
それに一番は僕が興味があったことですよね!!
もし訪れる際は前もってザ・ロック等の題材にされた映画を見る事をお勧めしたいです。
勿論映画もよく再現されていて面白いですよ!
そんなアルカトラズ島観光でした!
今回は熱ある記事になりましたね笑
次回はダウンタウンをご紹介します〜
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