皆さん、世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshi)です。
本日から僕のオーストラリア大陸ロードトリップのシリーズを始めたいと思います。
TAS、WAを除く、相当多くの場所に訪れ、見て、経験してきましたので、僕なりの解釈を加味して共有していきます。
オーストラリア旅行や目的地、などなど何かの参考にしてもらえたらと思います。
実は以前からちょくちょく僕のブログにも登場していますが、オーストラリアに住んでいる友達で、カナダに住んでいた時に一緒に働いていたLeahがいます。丁度同じ時期にQLD内のロードトリップを考えていたそうで、州内は一緒に周ることになりました。
そんな僕らが一番初めに訪れたのは、CarnarvonNPです。
HPから見てもらってもわかるのですが、
僕がこの時点で22ヶ月間住んでいるオーストラリアで
‘初めて原住民アボリジニに触れ合った場所’
でもあります。
とは言っても物理的に触れあった訳ではなく、間接的にアボリジニの方々が大切にしていた場所、神聖な場所として保護されている国立公園に足を運んだという形です。
ブリスベンから9時間、ゴールドコーストからは10時間程度の距離感ですから、1週間程度の休みがあると丁度良い期間で自然とアボリジニに触れ合える様なキャンプができるかもしれませんね。
それではQLD旅の第一弾を進めていきます!
CarnarvonNPという国立公園
こんな場所にあります。QLDは大きな街や観光地が多いですから、中でも内陸部且つあまり訪れる機会の少ないエリアですよね。
それにこのあたりまで入ってくると道の選択肢もほとんど無くなります。厳密には細かな道はありますが、基本僕らが乗る様な車ではとても走行できない。笑
どれだけ電波がなくても道に迷う事がないのがオーストラリア内陸部の特徴でもあります。
日本語にするならカーナーヴォン国立公園ですかね。
この地域で最も若い岩石は、3500万年から2700万年前に堆積した火山地域の火成玄武岩らしいです。僕も難しいことは解りかねますが、要は水と風が長い年月をかけて、公園の景観を侵食したという形。
確かに岩や洞窟など、景観はすんごかったです。笑
公園内の一番の見どころであるケニフ洞窟は19,500年前に大陸の人間の占領などの証拠となる最初のオーストラリアの遺跡だったと発掘調査結果が出たそう。
オーストラリア国内でも歴史の面とアートのメッセージ性から評価されているそうです。
言ってしまえば、国を代表するカタジュタなどの有名スポットはあるものの、カーナーヴァンの様な場所は知っている人は知っている、行った人だけが知っているような場所ですから、更に自身の目で見てみる価値があるのではないか!と僕は考えています。
CarnarvonNPを訪れて
先ず、公園に入る前に。
その周辺には多くのルックアウトや景観の良い場所がたくさんあります。
僕たちは先ずは朝日を見てから行こう!という事で、サンライズを見るところから1日を始めました。
景色もこんな感じ!
見るからに内陸部。
そういえば、今回の旅は基本的に朝日を眺めるもしくは共に起きるって朝を過ごしています。
元々、昼まで寝る!みたいな寝起きはしない方ではありますが、特に旅中は毎日早起きでした。
夜は特にすることもないので、ビールを少しだけ飲んで、暗くなったら寝る!って感じです。笑
公園内に入ると、少し涼しく感じるのと、川が多く流れていました。
進むために、5つ6つほど、川を渡ります。それも橋とかではないんです!
石を飛び移るスタイル。
面白いですよね。これは強めの雨が降ったら、クローズすると思われます。笑
僕が訪れた時は、あまり雨も降っておらず、天然のロックプールなんかは結構濁っていた。
これが綺麗なら、暑い夏にはもってこいですよね!
こだまもたくさん出てきそうな自然で、マイナスイオンを感じます。
マイナスイオンって仏教ですか?ネガティブアイオンと言ってもLeahには通じず、日本人か仏教の特有の感性なんだと知りました。笑
場所はこの国立公園のメインの洞窟へ到着します。
雨水と風が年月をかけて創ったとしか言いようのないこの隙間を進みます。
写真で見ると、めちゃくちゃ細くて、人が通れるのか?と思えますが、実際もそんな細さです。笑
そんな先を進むと、ホールが出てきます。因みに当時はクリスマス前。女性がクリスマスソングを歌っていて、ホール内で綺麗に反響し、とても美しい歌声を聴きながら進むという何ともロマンティックな探検となりました。
天井は抜けていて、気持ちの良い太陽光がホール内を照らしていました。
そんなホールの壁に残っているのが、アボリジニアート!
他の場所ではまた異なるアボリジニアートがあります。
先ほどの岩にできた隙間とホールとは一切異なるウェーブの様な場所。
こちらの壁にも、
ドットや手を模様したアートが特徴的ですよね。
当時大切にされていた。でも今は絶滅危惧種にある植物も保護されていました。
普段、あまり植物には着目しない僕ですから、それもいい機会だったなと思います。
公園内のトレイル自体はそこまで難易度は高くありません。僕らは朝一から動いているので、昼過ぎには見終わりましたが、午前中から入園するなら、ランチとお水は持って行った方が良いでしょう。って程度。
今振り返っても思いますがココは良かったのでお勧めします。特にゴールドコーストやブリスベンに住んでらっしゃる日本人の方は多いと思いますが、もしかしたら一番距離的に近くアボリジニに触れ合える場所かもしれませんね。
CarnarvonNPを旅して
そんな僕らの観光スポット1箇所目。
それはそうと、
道中の高速道路で見る車の交通量以上に観光客が居た印象もありました。同じように自然やカルチャーが好きな旅行者です。
後にわかるのですが、公園やキャンプ場で出会う人と情報交換をしたり、挨拶をし、旅行楽しんで!またね!と解散することが多いのですが、その後4日連続で同じグループと会う事もしばしば。
使うルートも目的地も良さげなキャンプ場も絞られてくるので、そういう出会いはたくさんありました。面白いですよね。
今後、多くの国立公園には行くのですが、ここはアボリジニアートにも触れ合える+自然が美しい+岩の洞窟の衝撃があるので、個人的にはとても楽しく、汗をかく事もできたと振り返ります。
次回の旅の参考にしてもらえたら嬉しいです。