皆さん世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshi)です!
今回は、僕が今まで働いたファームのお話。
オーストラリアのビザ申請用のファームジョブには様々な仕事があります。
- イメージのし易い野菜果物のファーム
- それらをまとめたり、加工する工場
- 動物の飼育
- 建設、林、水産業なんかもあったりします
またそれらが
地域性があったり、民度があったり、コミュニティーの差
が分かりやすく出るファームジョブ。
そんな中から小さな小さな 僕が経験したファームの世界 のお話をシェアしたいと思います。
Contents
DJ BERRY PTY
オーストラリアにつくや否や早速働いたカブルチャーのファーム。
自ずと、僕の全ての基準となったファームですね!
情報収集をしてから動く事の少ない僕でも、良い噂は聞かなかったカブルチャーですが、仕事量があるので自分は当たりを引くだろうと信じ第一候補に決めました。
こちらではイチゴファームがメインの地域で僕がいた2月は角スコップを片手に炎天下の中、畑を耕す仕事。
と、このドラゴンフルーツのピッキングでした。
因みに
写りが良かったので赤いドラゴンフルーツの写真を先に添付しましたが、実は白の方が断然美味い!です。笑
こちらの地域は日本人が非常に多いです。それと韓国人。
電車がある事も後押しし、ブリスベンからのアクセスも良い為比較的に若いワーホリ組も印象的でした。
基本的にはコントラクターをしている韓国人の持っているシェアハウスに住む形。
ここにいるコントラクターやハウスオーナーもまた韓国のワーホリで来ている人達なので英語環境とはとても呼べない環境でした。
アンニョン〜トゥデイ ハ ワーク オプソ〔無い〕。
トゥモロー ハ イッソ〔有り〕。
の様な日本語と英語と韓国語の混ざった訳のわからない言語でのやりとりとなっていました。因みに僕のハウスオーナーは仕事のアナウンス含めてほどんどが韓国語でした。笑
言葉を選ばずに言うならば
若い子たちは笑って過ごしていましたが、ワーホリ本気組の僕にはとても馴染めませんでした。
※ニュアンスで受け取ってもらえればと思います。笑
僕のブログでは何度もご紹介していますが、2020年2月の頭にオーストラリアに来た僕は、ブッシュファイヤー、それに伴う異常気象、そしてコロナの影響を少なからず受けていました。
なので車を買って、Stanthorpeへ移動しました。
5週間滞在 6日出勤 −2ndVisa 5/88 日
1日平均3時間、1日平均A$40〔時給含む、税金込〕
Nafa farm
2回目に働いたのは、スタンソープにあるトマトとカプシカム〔ミニ パプリカ〕のファーム。
中でもSORTING と呼ばれる数少ない仕事に付けました。
ファーム内で収穫したトマトとカプシカムが僕のいるシェッドまで運ばれます。
それをベルトコンベアに流し、色やグレード毎に仕分ける仕事。
忙しすぎて写真を撮ることが出来なかったのですが、仕事量はかなり有りました。
採用枠は6人で、6人のチーム歩合となります。
手が遅い人は1日でクビになりますし、そう告げられる人も見ました。
こちらのファームは今までのファームでダントツにハエが多いです。
なので常にこんなペプシマンの様な装備が必須!笑
っと思っていちを確認してみましたが、ペプシマンはもっとギンギンでした!笑
僕はそこのチームリーダーをしていて、最後はちょっとのトラブルが有り、結論僕もクビになりました。笑
2.5週間滞在 15日出勤 −2ndVisa 20/88 日
1日平均8時間、1週間平均A$900〔税金込〕
Sweet Strawberry Runners
スタンソープでは有名なSSR!こちらは一言で言うならばイチゴの苗工場!
完全歩合で本当に給料に差が出る会社。
稼ぐ人は本当に稼ぎます。
が故に、プチトラブルの様なものが日常茶飯事。
基本的には立ち位置が決められていて、僕らの上に無限と流れるドラム缶に入ったイチゴの苗を自分たちのテーブルが空になったら、テーブルに落とす。
イチゴの苗をグレード毎にまとめる。
そんな作業です。
こちらではTrimmingと呼ばれています。
トラブルというのは、
皆さん一つでも数を作ることに必死なので、まだ空になっていないテーブルに苗を落とすと、みている誰かが ずるいぞー! と声を張り上げます!
それは俺が取ろうとしていた苗だぞー! と叫ぶ人もいます。
綺麗にまとめてね。と言われても、 俺はお金を稼ぐんだ!誰よりもな!
という顔をしながら、無表情で作業を止めることなく、棒読みのソーリーを言います。
そんなくらい。働いていない人は色々噂だったりを聞くと思いますが、皆さんの想像ほどでは無かった印象でした。
僕は恐らく下から1/3くらいの人でしたが、それでも十分でしたね。
そんな中綺麗に作業していたので、フランスやイタリアなどの友達には恵まれました!
お金じゃないよ!これがワーホリ!笑
ただたまにいたずらのある街(笑)
オージーの住む田舎で、街の規模も程よく、僕は今まで住んだ中で一番好きでした!
3,5週間滞在 16日出勤 −2ndVisa 36/88 日
1日平均8時間、1週間平均A$700〔税金込〕※稼ぐ人は1日でこの金額近くいくそうです。
ここでスタンソープの仕事を終え、再びカブルチャーへ
QFMT farm
スタンソープの仕事が終わることは前もってわかっていたので、実は前々から50社ほど、ホームページがある会社のみダイレクトにアプライしていました。
状況が状況なので中でも数社しか返事が来ず、その中で一番大きかったカブルチャーのQFMTへ移動しました。
こちらではラズベリーのピッキング。
毎日、ひたすらラズベリーを紡ぐ毎日。のはずでした。
仕事自体は今までのどのファームよりも楽ちんで有り、好条件ではあったのですが、僕には合わない生活スタイルな要素がたくさん有りましたので、予想外に3日の滞在で、移動する事となりました。
その要因もコロナですね!会社自体はとても手堅く、きちんとしている会社な上に全て日本語対応。たーくさん有る契約書の全てにも日本語翻訳が添えられます。
中では9割日本人、1割イングランド・アイルランドな感じでした。
もしお弁当にスプーンを忘れてしまっても何とかなります!笑
それがファームです。笑
3日滞在 3日出勤 −2ndVisa 39/88 日
1日平均6時間、1日平均A$100〔税金込〕
次のファームへアプライを掛け、数時間で決まったガトンへ移動します。
Mulgowie Farm
こちらは今現在働いているガトンのファーム。
今はとうもろこしをやっております!
こちらの会社は今までで最大の会社です。
先ず入社にあたって会社や働き方にまつわるスライドショーが50枚近くあり、その中から100問ほどテストがあります。〔勿論正解率100%になるまで〕
それが終わり晴れて仲間入り!
このテストは本当に大変でした。なにせ3時間近く掛かりましたので笑
仕事ポジションはPush Offと呼ばれる工場内に運び込まれるとうもろこしを第一チェックとして見流しながら、できる範囲でゴミを取り除く仕事。
ノープレッシャーで非常に気楽です!
そして時給!
まだ働いて4日ですが、ここなら残りのカウントを済ませる事が出来るのではないかと考えています。
その要因の一つにオージーのチームに入る事ができたから。
環境的にはラッキーでした。
ココの地域性は
カブルチャーでいう韓国、ガトンでは台湾の様になっています。
まだまだこの会社の仲間に加わったばかりなので、これからたくさん積み重ねていこうと思います。
1週間目 本日で4日目 −2ndVisa 43/88 日 ※漸く折り返し地点
1日平均7,5時間、1日平均A$185〔税金込〕
そんな僕のファーム遍歴
オーストラリアのワーホリではファームジョブがポピュラーであり、長期滞在を求める人にはマストになってきます。
いろんな国籍が集まり、多様な文化が混ざる事で、ファームに対して様々な向き合い方があります。
- 母国にいる家族までを見越し少しでも多く稼ぐ人
- 自分一人でとにかく稼ぎたい人
- まあ程々に稼げるなら〜な人
- 全く興味ないけど、今は仕事ないから〜な人
- 2ndVisaの為だけに働いている人
マイノリティーでは無いとは思いますが、僕の様などうせやらなきゃいけないんだから、お金ではなく時間の使い方に重きを置いている人!
僕が今までファームを転々と移動した理由はお金の為ではありません。
何故ならお金を求めるならば日本の方が稼げていたから。
心の許せる友達を作りに来たわけでもありません。
何故なら日本にいる方が作れると思うから。
せっかくファームをするなら少しでも稼ぎたくありません。
何故ならオーストラリアにいられる期間に制限が有るから。
僕はオーストラリアに住めているからこそ、
オーストラリアの人達の生活レベルでの生活がしたいです。
どうせやらなくてはならないファームジョブ。
少しでもその環境に近いファームを見つけるためにレジュメを落としまくっています!
やりたいことを叶えるにはやらなくてはならない事を。当然ですね。
丸3ヶ月掛かりましたが、少しは近いモノが見つかった様な気がします。笑
そんな僕のファーム遍歴。