皆さん、世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshi)です!
本日は僕の趣味の話!
フィルムカメラについてお話ししようと思います!
ずっといつかはいつかはと思っていたフィルムカメラとオールドレンズを昨年、遂に始めちゃいました!
そんな僕のフィルムカメラ趣味についてシェアします!
Contents
フィルムカメラのあれこれ
僕のフィルムカメラに対してのあれこれですので、ざっくりのご紹介で、細かな詳細は割愛します!
カメラの原点は小さな穴を通った光が壁などに景色写す現象から始まり、紀元前くらいからその原理は知られていたそうです。
一番の初期カメラはピンホールカメラと呼ばれていますが、こちらは撮影機材ではなく、針穴の反対側にあるすりガラスのスクリーンに景色などを映すだけの装置でした。
その後15世紀頃、ピンホールカメラが改良され、凸レンズを使用したより明るいレンズを使ったカメラが登場します。
こちらも撮影機材ではなく、主に光が反射した風景を人が上から手書きする、正確な写生をするための道具となっていました。〔カメラ・オブスキュラ(小さな暗い部屋)〕
撮影機材としてカメラが機能しだしたのは、1826年。フランスのニエプス兄弟がカメラ・オブスキュラを更に改良し、道路用のアスファルトを観光材料にして8時間掛けて撮影した1枚が初めの写真と言われています。
1839年、フランスのルイ・ダゲールにより銀メッキした銅板を観光材料にした事で露出時間を30分程度まで短縮しました。
その後1841年にイギリスのウイリアム・タルボットにより、現在の銀塩写真にも用いられている現像できるネガ・ポジフィルムが開発されました。
その後1848年頃(江戸時代)に日本へも写真技術が伝わり、1857年に撮影された島津斉彬の肖像写真は、現存する最古の日本人が撮影した写真とされています。
現像方法や細かな技術の差はあるとは思いますが、基本的には光の反射で映したモノなのでクオリティは問題ないですよね!
その後も観光材料など様々な改良が続き、1888年にアメリカのイーストマン・コダック社から現在の写真フィルムが発売されました。
1935年にはカラーフィルムが登場し、写真技術の発展は更に加速していきました。
僕のフィルムカメラ観
まず初めに、何故僕がフィルムカメラが好きなのか?
それは着色されたデジタルとは違い、より一層目で見た色に近い(様な気がする)から!
勿論デジタルはデジタルで良いですし、両方好きなのですが、フィルムの色合いの方が僕は好きです!
デジタルよりも暗部での色の変化に強い気がします。
影の真っ黒の中にも少し色のグラデーションが生まれたりとか。
黒が少し青味がかる色合いも好きです!
そんなフィルムに最も近いデジタルカメラは富士フィルムだと思っていて、僕はXユーザーです!
でも、暗部には基本的には弱いです!笑
性質上、光の強い箇所を優先してしまうので、この様な現象が起きます!
因みに僕的にはアリな写真です!笑
フィルムカメラは光にも弱いんです!
光が強い時、不規則に光が映ります!
特に逆光時にはフレアやゴーストと呼ばれる光のリングなどが映ります。
敢えて出すとここまで盛大に出せます!笑
フィルム独特な写真が撮れますので、この辺りもお気に入りです!
続きまして、フィルムにおけるコストのお話。
デジタルと違い、フィルム代+現像代が掛かります。
1枚1枚にコストが掛かっている認識がある分、デジタル以上に引き締めますし、記憶に残る写真を撮ることができます。
これは本当にやっている人にしか分からない感覚かもしれませんが、デジタルカメラを使う人はiPhoneで撮った人より 自分がこんな構図で写真撮った! 事を認識していますよね?
それがデジタル以上なんですよ!笑
仮に、1フィルムを1ヶ月で撮影し切ったとしても、月のランニングコストは1600円程度。
案外、そんなもんです!趣味だと思えば、むしろ安い!!
デジタルで言う所のSDカードがフィルムで言うフィルムロールになります。
これにも写真を移す薬剤の関係で、実は使用期限があります。
だから新品のフィルムロールは特に独特の匂いがします!
僕は敢えて期限が切れたフィルムを使ったりもします!
値段が安い事と時たまイレギュラーな写真に変化するからです!
これはわかりやすい例で、
古いが故にホコリか何かの混入で傷が入ってしまっていて、右側に引っ掻き傷の様なものがあります!
これも僕の中ではありなんです!
そして何もりも好きな機能が、多重露光!
フィルムの醍醐味は撮影写真が完成するまで確認できない事。
そして確認できない複数枚の写真を1枚の写真にする事ができます!
これは本当に自分の感情で、明るさ、構図の全てを頭の中で想像しながら、撮影する事となります。
こちらもイレギュラーな写真ですが、カメラの故障によりフィルムが撮影後にきちんと送られずにたくさんの写真が1枚に記録されてしまった例。
イルミネーションを撮りに出掛けた時なので、かなりクリエイティブな写真となりました!
良く見ると、ちりじりと色んな要素が含まれています!笑
勿論、今のデジタルカメラにも多重露光機能は搭載されていますが、この機能に関しては確実にフィルムの方が楽しいと思います!
僕のフィルムカメラ
僕のカメラです!
僕がメインで使っているカメラはAsahiPentaxSPです!
元々、デジタルしか使っていなかった時から、ずっと旧ソ連レンズのHeliosを使ってみたくて、フィルムカメラに興味を抱き始めました!
そうすると自ずとマウントがM42となり、その中からこちらのカメラに至ったわけです。
電池すらも必要としないメカニカル機でフィルム送りからフォーカスまでの全てがマニュアルです!
最高です!!笑
SP本体は3000円
SuperTakumar55 F1.8も3000円
Helios 58 F2はマウントアダプター付きで9000円。
純正でオールドカメラのみで揃えるなら6000円程度で揃える事ができます!
M42マウントカメラで悩んだのがこちら!
結局同時期に始めた友達が購入したのですが、Fujica ST801!
富士フィルムユーザーとしては欲しくなるカメラです!笑
サブってわけではありませんが、2代目のカメラはこちら!
実は実家に転がっていたカメラで、error表示が出ていましたが、新しい電池を入れたら復活しました!
レンズはTamronの28-80の割りにかなり小型のものが近くのキタムラに220円で売っていましたので、購入!
※因みに同じ本体も220円で売っていました。笑
こちらの機種は多重露光機能が搭載しています。
オートフォーカスや自動巻きなど、オート機能がたくさんついている為、カメラとしては少し楽しさに掛けますが、多重露光をしたいときに使用しています!
そんな僕のフィルムカメラのお話でした!
フィルムの良い所、悪い所はわかりやすい程極端にあります!
僕ら平成生まれ組は時代の流れもあって、写真は好きでもカメラに関心の薄い人が多い気がします。
写真は記録するだけのものではないと思いますし、色々な意見もあると思いますが、趣味という領域でのフィルムです!
マニュアル撮影に対しての抵抗は少なからずあると思います。が、すぐになれます!
多少のピンズレや細かなミスはデジタルと違い、多いに受け入れられます!
逆にフィルムっぽいわ〜って!笑
カメラ始めてみたいけど、デジタルカメラは値段が高いし、、って人は何ならフィルムから入っても良い気がします!
僕も昔、デジタル2本目のレンズの単焦点ですら値段に怯みましたからね〜
僕はフィルムカメラを始めて、根本的なカメラの楽しさを再認識できたと思います!